キタコブシ-2024

　　　　　　今年も無事に中島公園に植樹したキタコブシが開花しました。
　　　　　　関東では3月末には早々に桜も開花し、卒業・入学シーズンに彩を添えている様子をニュースで見ながら、
　　　　　　お彼岸が過ぎてもまだ雪が残っていて肌寒い北海道、春はまだ遠くモノクロの景色がしばらく続いていました。
　　　　　　そんな長かった冬も4月に入って雨風により雪が一気に解けて、春の陽気が訪れました。気温の高い日が続いたりと、

　　　　　　昨年に続き桜の開花が早まりそうな気配があり、その前に咲くキタコブシをそろそろ見に行かなければと思ったのが
　　　　　　4月中旬でした。
　　　　　　訪れた中島公園は、陽気に誘われて散歩をしている人達が多く集まっていました。
　　　　　　キタコブシは花が咲いて落ちてから葉が出て来るので、開花の時期の見た目は寂しい色合いですが、青空に恵まれると

　　　　　　白い花が一段と鮮やかに美しい様子を見せてくれます。熱心に撮影していたので人目を引いたのか、周辺のコブシや
　　　　　　モクレンがまだ開花していなかった事もあり、私達のキタコブシの開花に足を止めて眺めていらっしゃる方もたくさん
　　　　　　いました。

　　　　　　キタコブシ植樹について
　　　　　　2008年10月1日にOB会の社会貢献の事業として記念植樹を実施しました。
　　　　　　樹木の選定は当時造園を勉強していた故石尾勝夫氏のおすすめでこのキタコブシになりました。

　　　　　　長い冬が終わって春が訪れる頃、白く可憐な花がたくさん咲いてとても綺麗です。
　　　　　　場所も色々な案が出ましたが、当時ヤマハセンター近くにあった中島公園の散策路沿いです。
　　　　　　公園内にはコンサートホール「キタラ」へ向かう途中で多くの方の目を引いています。

中島公園定点撮影　豊平館

池に建物が映り込んでいます

　　　　　　かつて中島公園にあったヤマハセンターも取り壊しからずい分経って、しばらくは青空駐車場となっていましたが、
　　　　　　いよいよ開発が再開しました。14階建ての高層複合ビル「ライラックスクエア」は、1～3階が商業施設、4～8階は
　　　　　　オフィス、9～14階にホテル「インターコンチネンタル」と景観も一掃ですね。

ヤマハセンター跡地の工事が再開　向いのパークホテル上階より撮影

かつて隣にあったキャバレーミカドやキリンビール園跡地にはホテルが完成

　　　　　　キタコブシの画像はモノクロのようで色合いが寂しかったので、他の春の便りを探して併せて投稿いたします。
　　　　　　今年は年明け早々に雪道で転倒し膝を強打、リハビリに2か月も通い散歩もあまり行けずでした。
　　　　　　恒例の雪まつりもまた転んではと見学は断念です。やっと春になったのに桜の開花時期にお花見にも行けずで、
　　　　　　今年の桜の写真はこれでご勘弁ください。
　　　　　　職場の近くの個人宅の桜は、おばあちゃんが丹精込めてお庭の手入れをしていて、桜～つつじ～藤棚と見応えがあります。
　　　　　　我が家の自宅に年明けから咲かせた桜の切り枝ですが、すっかり枯れて葉桜になったあとに、なんと新しく蕾が出てきて
　　　　　　桜の花が咲きました。よい事がありそうです！