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美術鑑賞会
美術鑑賞とランチ
レポート 北海道支部 奥谷信行
     北国としては記録的に暑い612日(木)、近代美術館に「スーパークリエイター歌川国芳展」を観に行きました。
     参加人数は6名で、200点を超える作品をじっくり観たい又はサクッと観たい人もいると思われる為、円山地区で有名な
     寿司店で先にランチを済ませてからの入館でした。

鑑賞前のランチ「鮨やしろ」

開店直後に入店し歓談

にぎり寿司12貫 アイス付

箸袋のイラストはそれぞれ違っていて 、わさびのイラストには「ツーンとしていないで笑ってごらん」

土筆には「やさしさにつつまれて風のなか」 他のは撮り忘れました

食後の集合写真

      浮世絵師歌川と言えば広重を思い起こす人が多いと思います。
      いろいろな説がありますが、広重の生涯作品が1400点に対し国芳は5300点以上と言われています。
      国芳は「通俗水滸伝豪傑百八人之一個」シリーズで大ブレイクしました。
      その後動物を擬人化して描いた戯画のユーモラスな絵は、後の浮世絵師達に大きな影響を与えたと言われています。

作品は撮影可能「宮本武蔵と巨鯨」

「玉取り 海女と大蛸」

      べらんめえ口調で火事と喧嘩が大好きな江戸っ子気質と言われた国芳は、奇想天外なアイデアで風景画、美人画、
      妖怪などの幅広い作品を残しています。
      浮世絵がフランスの印象派の画家達に多大な刺激と影響を与え、その後の作風が変わった事は知られていますが、
      国芳は西洋画の遠近法や解剖学に関心を持ち取り入れています。国芳の事をあまり知らないという人もきっと何処
      かで観たことがあると思うのは、大胆な構図で描いた大きな骸骨が出て来る絵です。
      国芳は大の猫好きで常時56匹の猫を飼っていました。絵を描く時はいつも懐に2匹の子猫を入れていたとも言われ
      ています。今回の国芳展では観たことのある作品が沢山ある事に気付かされました。また、人間味溢れる国芳が
      とても身近に感じられる3時間でした。
イマーシブアート映像 三面に広がる動画は圧巻

ゆっくりと動く絵がユニーク

国芳が好んで描いた猫たち

通俗水滸伝豪傑勢揃

鑑賞後の集合写真 柳田さん合流 

柳田さんの参加連絡を失念していましたが集合時間を間違えていたので無事に合流できました

鑑賞後に近くの蕎麦店で柳田さんを交えまた食べました 追いランチお腹いっぱいです
おすすめの「ごぼうせいろ・豚入り」冷たいお蕎麦を温かいつゆで…











2025.8.14 作成 長尾